響け!色彩のフォルテッシモ
「レオンハルトさん、お手伝いすることはありますか?」
リズが給湯室に来た。レオンハルトは少し考えた後、棚を指差す。
「じゃあ、お茶菓子を持って行ってくれないか?リズの好きなもので構わないよ」
「わかりました」
リズは戸棚を開け、中に入っているお菓子を見る。少し迷っている様子だったが、クッキーを持って行った。
レオンハルトはティーポットとカップを持ち、事務所内へと戻る。リズは椅子には座っておらず、また本棚を見ていた。
「リズ、気になる本があるならいつでも貸すよ」
レオンハルトがそう声をかけると、「本当ですか?」とリズが少し大きめの声を出しながら振り返る。その瞳にはまた涙が滲んでいた。
「セドリックシリーズを貸していただけませんか?もう一度読みたいんです。もう本屋では売られていなくて……」
「セドリックシリーズは自費出版だったからね。でもあのシリーズが好きな人、未完結のままで終わっていて悲しい人は多いよ。私もその一人だ」
リズが給湯室に来た。レオンハルトは少し考えた後、棚を指差す。
「じゃあ、お茶菓子を持って行ってくれないか?リズの好きなもので構わないよ」
「わかりました」
リズは戸棚を開け、中に入っているお菓子を見る。少し迷っている様子だったが、クッキーを持って行った。
レオンハルトはティーポットとカップを持ち、事務所内へと戻る。リズは椅子には座っておらず、また本棚を見ていた。
「リズ、気になる本があるならいつでも貸すよ」
レオンハルトがそう声をかけると、「本当ですか?」とリズが少し大きめの声を出しながら振り返る。その瞳にはまた涙が滲んでいた。
「セドリックシリーズを貸していただけませんか?もう一度読みたいんです。もう本屋では売られていなくて……」
「セドリックシリーズは自費出版だったからね。でもあのシリーズが好きな人、未完結のままで終わっていて悲しい人は多いよ。私もその一人だ」