社長、社内恋愛は禁止のはずですが
胸が熱くなり、うまく言葉が出ない。ただ小さく頷くだけで精一杯だった。

ベッドに横たえられた瞬間、バスローブの紐がするりと解けていく。

空気に触れる肌が熱くなり、思わず身を縮めた。

「いい眺めだ。」

低く呟かれ、心臓が一気に跳ねる。

その時、枕元のランプがぱっと灯された。

「やだ……見ないでください。」

赤面しながら顔を横に向けると、彼の大きな手が頬を優しく包む。

「どうして? こんなに綺麗なのに。」

真剣な瞳に射抜かれて、涙が出そうになった。

私を飾らないまま、ありのまま愛してくれる――その言葉が嬉しくて、もう抗えなかった。

唇を何度も重ねたあと、直哉さんの指先がゆっくりと私の敏感な場所に触れた。

「ん……っ」

思わず体が跳ねる。

舌は首筋から鎖骨、そして胸元へと降りていき、柔らかな肌に次々と熱いキスが落とされる。
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