社長、社内恋愛は禁止のはずですが
下着の上からくちゅりと音を立てる指先。濡れているのがバレてしまう。

「……後ろに行こう。」

直哉さんはシートベルトを外し、後部座席に移動する。

手招きされるままに私もついて行くと、シートはすでにリクライニングされていた。

車内の天井のライトを落とし、わずかな街灯の明かりが窓から差し込む。

狭い密室が、甘い牢獄のように感じられた。

背中をシートに押し付けられ、再び唇を奪われる。

唇の隙間から甘い吐息が漏れ、胸を揉みしだく大きな手に体が震える。

「かわいい……遥香の体、熱い。」

下着をずらされ、指先が奥へと侵入する。

濡れた音が車内にいやらしく響いた。

「やっ……音、立てないで……」

「仕方ないだろ。遥香が、俺を欲しがってる証拠だ。」
< 243 / 273 >

この作品をシェア

pagetop