社長、社内恋愛は禁止のはずですが
腰をすくめても、指は逃さない。

くちゅ、くちゅと奥をかき混ぜられる度に、車体が揺れた気がした。

「直哉さん、だめ、もう……」

「イっていい。声は俺の胸に埋めろ。」

そう命じられ、堪えきれず彼の肩に顔を埋めた。

瞬間、波が押し寄せて体が大きく跳ねる。

「んんんっ……!」

震える私を抱きしめながら、彼は囁いた。

「やっぱり、車の中で抱くのは興奮するな……遥香、今度は俺を受け入れて。」

ズボンのファスナーを下ろす音が響き、体が熱くなる。

狭い空間で彼が私を膝の上に抱き上げた。

シートに座った直哉さんの太腿の上に、私が跨がされる。

「遥香、俺の婚約者だろ。もっと感じさせて。」

腰を支えられ、熱い先端が入口をなぞる。

「直哉さん……こんなところで……」

「ここだからいいんだ。契約を勝ち取った記念に、忘れられない夜にしよう。」
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