社長、社内恋愛は禁止のはずですが
直哉さんと一緒に選んだウェディングドレス。
肩が出ているデザインは、彼が「好きだ」と言っていたものだけれど、本当に自分に似合っているのだろうか――
鏡の前で何度も姿を確認してしまう。
胸が高鳴るばかりで落ち着かない。
そんなとき、ドアが開き、タキシード姿の直哉さんが入ってきた。
「直哉さん……」
思わず名前を呼ぶと、彼は一瞬息を呑んだように私を見つめ、「すごく綺麗だよ、遥香」と微笑んだ。
その言葉に頬が一気に熱くなる。
私の両親も傍にいるのに、いつもと同じテンションで堂々と褒めてくれるなんて。
嬉しいけれど、恥ずかしくて仕方がなかった。
小さな式だ。
大企業の御曹司である直哉さんなら、華やかで豪華な披露宴を想像する人も多いだろう。
けれど彼が選んだのは、本当に大切な人しか呼ばない、小さな結婚式だった。
肩が出ているデザインは、彼が「好きだ」と言っていたものだけれど、本当に自分に似合っているのだろうか――
鏡の前で何度も姿を確認してしまう。
胸が高鳴るばかりで落ち着かない。
そんなとき、ドアが開き、タキシード姿の直哉さんが入ってきた。
「直哉さん……」
思わず名前を呼ぶと、彼は一瞬息を呑んだように私を見つめ、「すごく綺麗だよ、遥香」と微笑んだ。
その言葉に頬が一気に熱くなる。
私の両親も傍にいるのに、いつもと同じテンションで堂々と褒めてくれるなんて。
嬉しいけれど、恥ずかしくて仕方がなかった。
小さな式だ。
大企業の御曹司である直哉さんなら、華やかで豪華な披露宴を想像する人も多いだろう。
けれど彼が選んだのは、本当に大切な人しか呼ばない、小さな結婚式だった。