社長、社内恋愛は禁止のはずですが
胸が締めつけられる。自分の案件を最後まで見届けたい――その想いすら、許されないのだろうか。
けれど、西野部長はふっと表情を緩めた。
「……でも、水城の気持ちは分からないでもないわ。」
意外な言葉に、思わず顔を上げる。
西野部長は初めて、私に向かってにこりと笑った。
「高峰社長。水城を主任にするのはどうでしょう。」
「主任に?」
驚きに目を見開く私をよそに、部長は落ち着いた声で続けた。
「でしたら、今持っている案件も他の人に任せることができますし、水城がアドバイスする形で責任を果たすこともできます。」
「……なるほどな。」
高峰社長はふっと笑みを浮かべ、組んだ腕を解いた。
その目が、一瞬だけ私を見つめる。
――試されている。けれど同時に、確かに認められつつある。
胸の奥が熱く震えていた。
けれど、西野部長はふっと表情を緩めた。
「……でも、水城の気持ちは分からないでもないわ。」
意外な言葉に、思わず顔を上げる。
西野部長は初めて、私に向かってにこりと笑った。
「高峰社長。水城を主任にするのはどうでしょう。」
「主任に?」
驚きに目を見開く私をよそに、部長は落ち着いた声で続けた。
「でしたら、今持っている案件も他の人に任せることができますし、水城がアドバイスする形で責任を果たすこともできます。」
「……なるほどな。」
高峰社長はふっと笑みを浮かべ、組んだ腕を解いた。
その目が、一瞬だけ私を見つめる。
――試されている。けれど同時に、確かに認められつつある。
胸の奥が熱く震えていた。