社長、社内恋愛は禁止のはずですが
「遥香……今夜は帰さない。全部俺に委ねて。」

囁きと同時に強く抱きしめられ、私は抗う力を失った。

心も体も、ただ彼に溶かされていく――。

「ああ、ダメ……社長、これ以上は……」

震える声で訴えても、彼は優しく首を振った。

「ダメだよ。遥香が気持ちよくならなきゃ……」

唇を重ねられ、息が奪われていく。甘いキスと熱い愛撫で、頭の中は真っ白になった。

「ああっ……! くる……」

「いいんだよ。そのまま……俺に委ねろ。」

奥を抉るように動く指。瞬間、体が勝手に跳ね上がった。

「あっ、ああああっ!」

全身を震わせながら、抗えない快感の波に呑み込まれていく。

「はぁ……はぁ……」

肩で息をしながら、ぐったりと彼にしがみつく。

――狂わされてしまった。もう、逃げられない。
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