本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
そう言ってその場を立ち去ろうとしたが、「ちょっと待て」と青葉が腕を掴む。その拍子にバッグがフロアに落ち、中から手帳が飛び出した。しかもおにぎりセイバーのイラストを練習したページがタイミング悪く開く。
「あっ」
莉乃が手を伸ばすよりも早く、青葉が手帳を拾い上げる。流れるような動作だった。
「これ……」
「な、なんでもないの。暇だったから描いただけ」
「おにぎりセイバーを?」
その口調に微かな驚きが混じっているのがわかり、莉乃は思わず顔を赤らめた。由佳に対抗意識を燃やしているみたいで恥ずかしい。
「だから、ほんとにただの落書きなの」
手帳を奪い取るようにしたところで、望がトコトコと現れた。
「パパ、おふろ」
「望くんが待ってるから」
「あ、ああ」
流されるように青葉が頷く。
無理やり彼をバスルームに追い立て、莉乃は手帳を抱え込み、深く息を吐いた。
「あっ」
莉乃が手を伸ばすよりも早く、青葉が手帳を拾い上げる。流れるような動作だった。
「これ……」
「な、なんでもないの。暇だったから描いただけ」
「おにぎりセイバーを?」
その口調に微かな驚きが混じっているのがわかり、莉乃は思わず顔を赤らめた。由佳に対抗意識を燃やしているみたいで恥ずかしい。
「だから、ほんとにただの落書きなの」
手帳を奪い取るようにしたところで、望がトコトコと現れた。
「パパ、おふろ」
「望くんが待ってるから」
「あ、ああ」
流されるように青葉が頷く。
無理やり彼をバスルームに追い立て、莉乃は手帳を抱え込み、深く息を吐いた。