本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
「いえ、私ひとりで行くわ。山城社長の機嫌を損ねて、また契約を先延ばしにされたら元も子もないでしょ?」
「でも、あそこは……」
「あそこは、なに?」
妙なところで言葉を止めた航希に聞き返す。
「あ、いや。ともかくひとりは危険な気がする」
「お店の人だっているから大丈夫よ。それに、なにかあったらすぐに逃げるわ」
この前もそうして退室できたから問題ない。隙を見せずに毅然とした態度を貫けば、何事もなく終わるはず。今はなにより、契約を成立させることが優先だ。
腕を組んで考え込んでいた航希は、しばらく沈黙したあとゆっくりと息を吐いた。
「それじゃ、絶対に無理はしないと約束して」
「わかった。約束する」
幼かった頃のように指切りまでして、航希は念を押した。
「でも、あそこは……」
「あそこは、なに?」
妙なところで言葉を止めた航希に聞き返す。
「あ、いや。ともかくひとりは危険な気がする」
「お店の人だっているから大丈夫よ。それに、なにかあったらすぐに逃げるわ」
この前もそうして退室できたから問題ない。隙を見せずに毅然とした態度を貫けば、何事もなく終わるはず。今はなにより、契約を成立させることが優先だ。
腕を組んで考え込んでいた航希は、しばらく沈黙したあとゆっくりと息を吐いた。
「それじゃ、絶対に無理はしないと約束して」
「わかった。約束する」
幼かった頃のように指切りまでして、航希は念を押した。