本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
 「莉乃、俺になんでもプレゼントすると言ったの覚えてるか?」
 「もちろん」


 パンプスを買ってもらったときに、お返しをしたくて莉乃が言った言葉だ。
 『次の機会にとっておくよ。俺も欲しいものがあるから』


 青葉はたしかそう言っていた。


 「その約束、今、果たしてもらおうか」
 「えっ? きゃっ」


 青葉は突然立ち上がり、ソファに座る莉乃を抱き上げた。いきなり場面転換したような早業だ。思わず青葉の首にしがみつく。


 「心と体をセットでプレゼントしてもらう。いいよな?」


 あの夜のワンシーンを思い出して、顔がカーッと熱くなる。


 「そっ、それはべつにいいけど」


 恥ずかしさでかわいげのない返答になり、すかさず青葉に突っ込まれる。
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