本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
 望と並び、空から吐き出される真っ白な粉雪を眺めていると、玄関のドアが開く音がした。


 「パパだ!」
 「帰ってきたみたいね」


 望がうれしそうにぴょんぴょん跳ねている間に、青葉は紙袋を手にリビングに入ってきた。


 「パパ、おかえり」
 「ただいま」


 青葉は紙袋をソファに置き、望を高く抱き上げる。パタパタと足をばたつかせて喜ぶ望の頬と、莉乃にキスをした。


 「ちゅめた~い!」
 「ふふ。ほんとに冷たいね、望くん。青葉さん、外は寒かったでしょう」
 「ああ。今夜は本格的に降りそうだな」


 明日は一面の銀世界が見られるだろうか。望が喜ぶ姿を想像して笑みが零れる。


 「それにしても、すごいご馳走だな」


 青葉は脱いだジャケットをソファに置き、ダイニングテーブルを見て驚く。
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