本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
傘がなかったら相当濡れていただろう。本当に助かった。
「へえ。世の中捨てたもんじゃないな」
「ほんとに」
見ず知らずの人に親切にするのは、簡単そうでなかなか難しい。それをさらっとできたあの人は、きっと日常の中にさりげない思いやりを散りばめて生きているのだろう。
「それから、これ」
航希は唐突に、胸ポケットからリボンのかかった小箱を取り出した。
「なに?」
「やだなぁ、今日は姉貴の誕生日だろう?」
咄嗟に卓上カレンダーを見てハッとする。
「あぁっ、忘れてた!」
今日は四月二十五日、莉乃の二十九回目の誕生日だ。
「へえ。世の中捨てたもんじゃないな」
「ほんとに」
見ず知らずの人に親切にするのは、簡単そうでなかなか難しい。それをさらっとできたあの人は、きっと日常の中にさりげない思いやりを散りばめて生きているのだろう。
「それから、これ」
航希は唐突に、胸ポケットからリボンのかかった小箱を取り出した。
「なに?」
「やだなぁ、今日は姉貴の誕生日だろう?」
咄嗟に卓上カレンダーを見てハッとする。
「あぁっ、忘れてた!」
今日は四月二十五日、莉乃の二十九回目の誕生日だ。