あの日のきみに
「今日も世那くんかっこいい!」

「またあの子一緒にいるじゃん」

「いいかげんつきまとうのやめればいいのに」


学校に着くと、私たちはあっという間に注目の的

そう、この男、中村世那はモテるんです

ビジュがとにかく良くて、告白されてるのをよく見かける


「今日もモテてるね〜?」


「うっさい」


「あははー」


そんなことを言ってると教室に着いた


「おはよう!陽菜!」


ハイテンションで話しかけてきたこの子は、谷原優有ちゃん


「おはよ~!優有ー!」


「最近どうなのー??」


「ん?なにが?」


最近どうって普通だけど、、


「だからさ、ほら、中村くんと〜、発展した?」


いきなりぶっこんできて、飲んでいたお茶を吹き出してしまった


「し、してないよ!そもそも向こうはそんなこと1ミリも思ってなさそうだし、!」


「うっそだー!だって一緒に住んでるんでしょ?なにかしらあるでしょ」
 

たしかに、私と世那は一緒に住んでる

世那は、小さいときに両親をなくして、今はうちの家族と一緒に暮らしている

私は、小さいときから世那のことが好きだったけど、世那はそんなこと1ミリも思ってなさそう、、

現に今日叩き起こされたし、、


「世那は、私のこと家族みたいな人としか思ってないよー、、」


「えー?そうかなぁ?中村くん見てるとそんなことない気がするんだけど」


「てか、もうホームルーム始まる!じゃね!」


「あ、うん!後でね!」



これ以上、聞かれるとメンタルが死にそうだったから逃げた
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