ジュエル♡ハント~治癒王子は愛しの彼女を過保護に守る~
「あっあの……!さっきお祭りできれいな宝石見つけて……もっとゆっくり見たかったんですけど……」
「主催者のプロデューサーさんなら、あの出店者を知っているかなって……」
苦し紛れで唐突に出た言葉で怪しまれるかと思ったけれど、プロデューサーの目の色が変わったのがわかった。
「さすがラピスラズリちゃん、名前の通り宝石が好きなんだね」
「名前にもなっているとやっぱり……気になっちゃいます」
「あの店はネット販売が主なんだ。サイト教えてあげるよ」
そう言ってプロデューサーはそのサイトのアドレスを教えてくれた。
これがそのサイト……言っていることはウソではなさそう。
友達にも教えてあげてね、なんて言われてプロデューサーと別れた。
ほんの少しだけど、役に立てたかな……翡翠のところに戻らないと。
っ……!
今日1日、色々なことがあったせいなのか、全然食べてなかったからか……もう副作用が出てきた。
いつもはこれくらいではなんてことないのに……
そういえば最近ジュエル使うときはいつもそばにいてくれたから……
あれ……私日向くんがいないと……こんなにすぐにダメになっちゃうんだっけ?
ダメだなぁ……もっと強くならないと。
ちゃんと1人で……ジュエル思いっきり使えるようにならないと……
翡翠に心配されながら、私たちはクリスタルのみなさんとの待ち合わせ場へなんとか向かった。