ジュエル♡ハント~治癒王子は愛しの彼女を過保護に守る~
「そんなわけないですよ。正真正銘のトパーズです。……なぜそんなことを聞くのです?」
「いえ、最近そのようなニュースを耳にしたもので……念のため伺いました」
「そうですか。まぁ本物であることは間違えないので。急いでそちらをご記入いただければ」
突然急かしてきた。うーん……もう一押しな気もするのだけど……
そんなとき……
「わぁっ!!!!」
珍しく日向くんがすごく大きな声を出して驚いた。
けれど、特に何も見当たらない。どうしたんだろう……
…………しまった!
「ふっ……お嬢ちゃん、ジュエル持ちだな?なんのジュエルだ?」
気づいたときには遅かった。
私は今、先生にガッツリ腕を掴まれている。
……幻覚だ。きっと先生はなにか日向くんを驚かせる幻覚を出したんだ。
私には見えない。驚かない私を見て先生は気づいたのだろう。やってしまった……
「やめろ!その手を離せ!」