ジュエル♡ハント~治癒王子は愛しの彼女を過保護に守る~


日向くんが大声を出して、先生に向かって来ようとする。

が、引きつった顔をして躊躇した。

ジュエルをオフにしてみる。



「ひぃっ!?」



日向くんの足元にヘビの大群が、そして顔を目の前に剣を突き付けられている。

こんなものを見させられて……日向くんだけ苦しんで……悔しい。

さっきみたいなこともあるし、私もジュエル発動させない方が日向くんと連携取りやすいかな、と考えていたら日向くんの声が飛んできた。



「いいから!発動させてて!」

「ふっやっぱりジュエルだな。なんのジュエルだ?言え。言わないと……こうだぞ」

「うわぁっ!!」



……!


きっとまた……なにかしてる……

言わない方がいいに決まっている。でも……これ以上日向くんを苦しめたくはない。



「……幻覚が……効かないジュエルです」

「はっ!なるほどなぁ」


< 136 / 165 >

この作品をシェア

pagetop