Secret love.
「食欲失せた。コーヒーでも飲みに行こうかな。」
「…今日は、俺が奢ってあげてもいいですけど。」
さっきの話で申し訳ない気持ちになったのか、そうぶっきらぼうに言ってくる太一がおかしかった。私が明らかに落ち込んだのを、励まそうともしてくれているのかもしれない。
太一は不愛想だけど周りをよく見ていて、ちゃんと大事な所では気も遣えるいい子だと知っているから、可愛い後輩だと思える。
「いやいや、私のが先輩なので。奢ってあげるよ。」
「いやいいっす。辛気臭い顔した先輩にコーヒー奢られたら移りそうなんで、今日は俺が。」
「可愛くないな!そこは黙ってごちそうさまですって言ってみたら!?」
「じゃあ今日の飲み会先輩が出してくださいよ。」
「図々しいな!」
そう会話をしながら席を立ちあがり、一緒に食堂を出て、カフェスペースに向かおうとした。食堂を出た所で、ちょうど及川くんが向かいから歩いてきて、どう反応して良いか分からなくなる。
こういう時ただの同期ってどうやって挨拶する物なのか、分からない。無視するのも感じ悪い?他の同期ならどうやって…、と考え込んでいると及川くんの方から「お疲れ様」と声を掛けてきた。
「お疲れ様です。」
「…お疲れ様。これからお昼?」
「うん。そっちは、もう済ませてきたんだ?」
2人でご飯食べてたの?とは聞かれていないけど、そう言いたげな及川くんの態度に少し気まずくなる。旅行中、太一との事を誤解して思い切り嫉妬されていた事を思い出したからだ。
今回の事も当然特に意味は無いし、太一は私を心配してわざわざ私の席まで来て話しに来てくれたのだ。でもそれを及川くんに今は話す訳にはいかない。
「…今日は、俺が奢ってあげてもいいですけど。」
さっきの話で申し訳ない気持ちになったのか、そうぶっきらぼうに言ってくる太一がおかしかった。私が明らかに落ち込んだのを、励まそうともしてくれているのかもしれない。
太一は不愛想だけど周りをよく見ていて、ちゃんと大事な所では気も遣えるいい子だと知っているから、可愛い後輩だと思える。
「いやいや、私のが先輩なので。奢ってあげるよ。」
「いやいいっす。辛気臭い顔した先輩にコーヒー奢られたら移りそうなんで、今日は俺が。」
「可愛くないな!そこは黙ってごちそうさまですって言ってみたら!?」
「じゃあ今日の飲み会先輩が出してくださいよ。」
「図々しいな!」
そう会話をしながら席を立ちあがり、一緒に食堂を出て、カフェスペースに向かおうとした。食堂を出た所で、ちょうど及川くんが向かいから歩いてきて、どう反応して良いか分からなくなる。
こういう時ただの同期ってどうやって挨拶する物なのか、分からない。無視するのも感じ悪い?他の同期ならどうやって…、と考え込んでいると及川くんの方から「お疲れ様」と声を掛けてきた。
「お疲れ様です。」
「…お疲れ様。これからお昼?」
「うん。そっちは、もう済ませてきたんだ?」
2人でご飯食べてたの?とは聞かれていないけど、そう言いたげな及川くんの態度に少し気まずくなる。旅行中、太一との事を誤解して思い切り嫉妬されていた事を思い出したからだ。
今回の事も当然特に意味は無いし、太一は私を心配してわざわざ私の席まで来て話しに来てくれたのだ。でもそれを及川くんに今は話す訳にはいかない。