Secret love.
「あーあ、気付いたら昼過ぎてるし。」

「誰のせい?」

「及川くんのせい。」


昼過ぎにショッピングモールまで車を走らせてくれている及川くんに子供の様な発言をすると額を弾かれた。

私は起きれなかっただけでスイッチを入れてきたのは及川くんなのに理不尽だ!とは思いつつもこれ以上余計な事を言うと更に怒られそうなので黙っていた。

遅くなっても何だかんだ私の我儘に付き合ってくれる及川くんが優しい事は間違いない。


「俺もそろそろ優花を甘やかすのやめないと…。」

「でも可愛いからやめられないもんね。分かる。」

「自分で自信満々に言うのやめな?」


及川くんは可愛いだけは欠かさずにいつだって伝えてくれるから、及川くんは私を可愛いと思ってくれているという自信だけは尽きずにいる。

さっきの行為中も…と、そこまで思い出すと顔が熱くなってきて、自爆する羽目になってしまった。


「…窓開けていい?」

「暑いの?冷房点ける?」

「いい。外の空気吸いたい。」


そう言って窓を開けて風にあびながら顔の熱を冷ます。
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