Excessive love.
「最近姫野さんが、直樹さんを呼び出して色々仕事の事とかを相談しているみたいで、そこから不安は感じていたんだけど…」
「あのアマ! 絶対わざとじゃん! 本当人の恋愛事情搔き乱すの好きだよね!?」
「落ち着いて、優花」
「ハイ」
あのアマ! なんて、まるで輩のような言葉を吐く優花に、少しだけ笑う余裕が出てきた。その直後に、スンッとした表情で「ハイ」なんて返してくるのもずるい。
吹き出してしまう私とは対照的に、優花はどこまでも真顔だ。
そのシュールな状況が面白くて、話が進まなくなってしまう。
「実季さん? 私は本気であの女を殴りに行きたいぐらいには怒ってるのよ?」
「ねぇ、もう本当に何でそれでわざとじゃないの。笑わせに来てないのなんで?」
「真剣なんだって! もう!」
いっそのこと実季を元気づけるためのネタだよとでも言ってほしいのに、当の本人は至って大真面目だ。彼女がそばにいるだけで元気が出るのは、こういう底抜けの明るさと真っ直ぐさがあるからだと思う。
元カレの隆太のことも散々「クソ野郎」と切り捨てていたし、この可愛らしい見た目で口が悪いギャップには毎回驚かされるけれど、私以上に怒ってくれる彼女の存在に、いつも救われている。
「で、続きはお聞かせくださる?」
「ハイ」
「ふざけなくて良いですからね、実季さん」
さっきからそれは私の台詞なのに、本人はどこまでも大真面目だからツッコめない。
「あのアマ! 絶対わざとじゃん! 本当人の恋愛事情搔き乱すの好きだよね!?」
「落ち着いて、優花」
「ハイ」
あのアマ! なんて、まるで輩のような言葉を吐く優花に、少しだけ笑う余裕が出てきた。その直後に、スンッとした表情で「ハイ」なんて返してくるのもずるい。
吹き出してしまう私とは対照的に、優花はどこまでも真顔だ。
そのシュールな状況が面白くて、話が進まなくなってしまう。
「実季さん? 私は本気であの女を殴りに行きたいぐらいには怒ってるのよ?」
「ねぇ、もう本当に何でそれでわざとじゃないの。笑わせに来てないのなんで?」
「真剣なんだって! もう!」
いっそのこと実季を元気づけるためのネタだよとでも言ってほしいのに、当の本人は至って大真面目だ。彼女がそばにいるだけで元気が出るのは、こういう底抜けの明るさと真っ直ぐさがあるからだと思う。
元カレの隆太のことも散々「クソ野郎」と切り捨てていたし、この可愛らしい見た目で口が悪いギャップには毎回驚かされるけれど、私以上に怒ってくれる彼女の存在に、いつも救われている。
「で、続きはお聞かせくださる?」
「ハイ」
「ふざけなくて良いですからね、実季さん」
さっきからそれは私の台詞なのに、本人はどこまでも大真面目だからツッコめない。