天才魔導師の悪妻~私の夫を虐げておいて戻ってこいとは呆れましてよ?~
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私はセレスタイト公爵家の一角にある塔に到着した。この塔は、私がシオン様を監禁するために作った魔術を研究するための塔である。私は「魔塔」と呼んでいる。
ユニコーンは私たちを魔塔の最上部に下ろすと、塔の下へと帰っていった。
その美しい姿をシオン様はぼんやりと見つめている。
(ああ……そんな姿も麗しい……)
私はシオン様に見蕩れつつもシオン様を塔の最上階(ひとつ下ることになるのだが)へ促した。シオン様が正気になる前に、彼を魔塔の最上階に閉じ込めなければならない。
シオン様の前に、光るキノコがポンポンと跳ね回る。
これはこの塔に生えている意志を持つ不思議な毒キノコだ。赤く光りながら、シオン様を下の階に誘っているのだ。
シオン様は不思議そうにそれを見ながら、光に導かれるように階段を下っていった。
階段を下りきったところは最上階のホールになっている。私はひとつのドアを開けた。
私はセレスタイト公爵家の一角にある塔に到着した。この塔は、私がシオン様を監禁するために作った魔術を研究するための塔である。私は「魔塔」と呼んでいる。
ユニコーンは私たちを魔塔の最上部に下ろすと、塔の下へと帰っていった。
その美しい姿をシオン様はぼんやりと見つめている。
(ああ……そんな姿も麗しい……)
私はシオン様に見蕩れつつもシオン様を塔の最上階(ひとつ下ることになるのだが)へ促した。シオン様が正気になる前に、彼を魔塔の最上階に閉じ込めなければならない。
シオン様の前に、光るキノコがポンポンと跳ね回る。
これはこの塔に生えている意志を持つ不思議な毒キノコだ。赤く光りながら、シオン様を下の階に誘っているのだ。
シオン様は不思議そうにそれを見ながら、光に導かれるように階段を下っていった。
階段を下りきったところは最上階のホールになっている。私はひとつのドアを開けた。