天才魔導師の悪妻~私の夫を虐げておいて戻ってこいとは呆れましてよ?~
「この人を九階に監禁するの?」
「ええ、お世話をお願いできる?」
「いいよー。ぜったい逃がさないようにするねー」
天真爛漫に微笑むブラウニーに、シオン様はギョッとしたように目を剥いた。
ブラウニーはまったく気にしていない。
「ねぇ、ルピナ、着替えはどうする? ごはんは食べた? お風呂の準備は?」
「大丈夫! お願いするときは呼ぶわ」
「うん! ぜったい約束よ!」
ブラウニーたちはキャイキャイと跳びはねている。
私たちはブラウニーを引き連れて四階へと下りた。
四階はまだ傷の癒えていない魔獣たちが静かに眠っていた。
私は小声でブラウニーに尋ねる。