永遠の絆*
2学期が始まって3週間が過ぎた。
放課後、私は一人で屋上へ向かう。
そして誰も居ない屋上のフェンスに背を付けて、ポケットから銀色に光る物を取り出した。
…――鍵。
鍵を空に翳し、ジッと見つめる。
翔に部屋の片付けしてって言われてからまだ1度も行っていない。
だから今日はバイトがないから久しぶりに翔のマンションへ行ってみようと思った。
水族館に行ってから1度も会ってないし…
でも本当に行っていいのかなって思ってしまう。
翔はきっと、私なんか待っていない。
なんで翔は私なんかに――…
「こんな所で何してんの?」
不意に聞こえた声に視線を向けると、諒ちゃんがこっちに向かって歩いて来る。
「うーん、別に…」
曖昧に笑って、手に持っていた鍵をポケットに突っ込む。
「…んだよ」
諒ちゃんは小さく声を漏らしてベンチに腰を下ろし、ポケットから出したタバコに火を点けた。
放課後、私は一人で屋上へ向かう。
そして誰も居ない屋上のフェンスに背を付けて、ポケットから銀色に光る物を取り出した。
…――鍵。
鍵を空に翳し、ジッと見つめる。
翔に部屋の片付けしてって言われてからまだ1度も行っていない。
だから今日はバイトがないから久しぶりに翔のマンションへ行ってみようと思った。
水族館に行ってから1度も会ってないし…
でも本当に行っていいのかなって思ってしまう。
翔はきっと、私なんか待っていない。
なんで翔は私なんかに――…
「こんな所で何してんの?」
不意に聞こえた声に視線を向けると、諒ちゃんがこっちに向かって歩いて来る。
「うーん、別に…」
曖昧に笑って、手に持っていた鍵をポケットに突っ込む。
「…んだよ」
諒ちゃんは小さく声を漏らしてベンチに腰を下ろし、ポケットから出したタバコに火を点けた。