永遠の絆*
膝に肘を付き、その手の平に顎を置いて私の視線は辺りを行き来する。
こうやって夜の繁華街を眺める様に見るのは初めてだった。
煌びやかな夜の街が動き始める。
そんな光景をただぼんやりと見ていた。
次第に疲れてきた私は思わず口から溜息が漏れる。
こんな所に一人で座っている私に周りからの変な視線が突き刺してくる。
よりによって高級クラブの近くだ。
さっさと渡して帰りたい。
どれくらいの時間が経ってんのかも分からず、私は鞄からスマホを取り出し光りに照らされた画面から19:36と言う文字が映し出される。
もう、こんな時間だ。
出来ればあいつの為に無駄な時間なんて使いたくない。
「帰ろうかな…」
小さく呟きもう一度ため息をついて、スマホを鞄に押し込んだ時、
「あれ?…みぃちゃん?」
翔の声とともに顔が急接近に目の前に現れた。
「うわっ、」
しゃがみ込んで目線を合わせてくる翔に思わず身体が反り返り、咄嗟に右手を石段に付き身体を支える。
翔はそんな私を見て初めて会った時みたいに口角を上げて微笑んだ。
「あっ、やっぱみぃちゃんだ」
こうやって夜の繁華街を眺める様に見るのは初めてだった。
煌びやかな夜の街が動き始める。
そんな光景をただぼんやりと見ていた。
次第に疲れてきた私は思わず口から溜息が漏れる。
こんな所に一人で座っている私に周りからの変な視線が突き刺してくる。
よりによって高級クラブの近くだ。
さっさと渡して帰りたい。
どれくらいの時間が経ってんのかも分からず、私は鞄からスマホを取り出し光りに照らされた画面から19:36と言う文字が映し出される。
もう、こんな時間だ。
出来ればあいつの為に無駄な時間なんて使いたくない。
「帰ろうかな…」
小さく呟きもう一度ため息をついて、スマホを鞄に押し込んだ時、
「あれ?…みぃちゃん?」
翔の声とともに顔が急接近に目の前に現れた。
「うわっ、」
しゃがみ込んで目線を合わせてくる翔に思わず身体が反り返り、咄嗟に右手を石段に付き身体を支える。
翔はそんな私を見て初めて会った時みたいに口角を上げて微笑んだ。
「あっ、やっぱみぃちゃんだ」