冷徹皇子の夜伽番 ──童貞を奪うのは私の役目?──
翌朝。
カーテン越しに差し込む柔らかな光の中、私とアルベールは向かい合って簡素な朝食をとっていた。
いつもは冷たく凛々しい皇子が、今はどこか和やかで、時折笑みまで浮かべている。
その姿を見て胸がいっぱいになり、私はパンをちぎる手が震えた。
そこへ扉が開き、マグリットが姿を現した。
「……上手く行ったようですね。」
落ち着いた声に顔を上げると、彼女の視線がテーブルを行き来し、二人並んで食事をとる私たちの様子をしっかりと捉えていた。
「……っ」
思わず赤面し、私はうつむいた。
アルベールも珍しく頬を少し染め、わざとらしく咳払いをする。
「朝食を摂られたら、それぞれお仕事に戻って頂きますよ。」
事務的に告げられ、私は「は、はい」と慌てて返事をした。
だがアルベールはカップを置き、口を尖らせた。
「おいおい、マグリット。少しは余韻というものを味合わせてくれ。何しろ……二人の初夜だったんだぞ。」
その言葉に私はさらに顔を真っ赤にしてしまい、両手で膝の上をぎゅっと握りしめた。
昨夜の甘美な記憶が一気に蘇り、胸が熱くなる。
カーテン越しに差し込む柔らかな光の中、私とアルベールは向かい合って簡素な朝食をとっていた。
いつもは冷たく凛々しい皇子が、今はどこか和やかで、時折笑みまで浮かべている。
その姿を見て胸がいっぱいになり、私はパンをちぎる手が震えた。
そこへ扉が開き、マグリットが姿を現した。
「……上手く行ったようですね。」
落ち着いた声に顔を上げると、彼女の視線がテーブルを行き来し、二人並んで食事をとる私たちの様子をしっかりと捉えていた。
「……っ」
思わず赤面し、私はうつむいた。
アルベールも珍しく頬を少し染め、わざとらしく咳払いをする。
「朝食を摂られたら、それぞれお仕事に戻って頂きますよ。」
事務的に告げられ、私は「は、はい」と慌てて返事をした。
だがアルベールはカップを置き、口を尖らせた。
「おいおい、マグリット。少しは余韻というものを味合わせてくれ。何しろ……二人の初夜だったんだぞ。」
その言葉に私はさらに顔を真っ赤にしてしまい、両手で膝の上をぎゅっと握りしめた。
昨夜の甘美な記憶が一気に蘇り、胸が熱くなる。