冷徹皇子の夜伽番 ──童貞を奪うのは私の役目?──
「おまえはどうなの?」
マルグリットの問いに、胸の奥がぐらりと揺れた。
「この際、“私は侍女なので”という言い訳はなしよ。」
逃げ場を封じられ、私は息を詰めた。
けれど心に押し込めてきた想いを、もう隠すことはできなかった。
「……私は、アルベール皇子を尊敬しています。いつも誠実で、真面目で……冷徹だと噂されても、本当はとてもお優しい方です。お傍にいられることが、何より幸せで……だから……お傍にいたいと、心から思っています。」
口にした瞬間、頬が熱く染まる。
自分の声が震えているのが分かった。
マルグリットはじっと私を見つめ、そして満足げに頷いた。
「よろしい。」
その声とともに、侍女が一枚の衣を持ってきた。
透き通るように薄いナイトウェア。
手にした瞬間、指先から体の芯まで熱が広がる。
「今から湯浴みをして、これを着なさい。」
「い、今からですか……?」
思わず素っ頓狂な声が出る。
でもマルグリットの眼差しは容赦なかった。
夜伽番の運命が、もう後戻りできない形で迫っているのを、肌で感じていた。
マルグリットの問いに、胸の奥がぐらりと揺れた。
「この際、“私は侍女なので”という言い訳はなしよ。」
逃げ場を封じられ、私は息を詰めた。
けれど心に押し込めてきた想いを、もう隠すことはできなかった。
「……私は、アルベール皇子を尊敬しています。いつも誠実で、真面目で……冷徹だと噂されても、本当はとてもお優しい方です。お傍にいられることが、何より幸せで……だから……お傍にいたいと、心から思っています。」
口にした瞬間、頬が熱く染まる。
自分の声が震えているのが分かった。
マルグリットはじっと私を見つめ、そして満足げに頷いた。
「よろしい。」
その声とともに、侍女が一枚の衣を持ってきた。
透き通るように薄いナイトウェア。
手にした瞬間、指先から体の芯まで熱が広がる。
「今から湯浴みをして、これを着なさい。」
「い、今からですか……?」
思わず素っ頓狂な声が出る。
でもマルグリットの眼差しは容赦なかった。
夜伽番の運命が、もう後戻りできない形で迫っているのを、肌で感じていた。