【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
「これは、ここでいいのか?」
書棚の前で背伸びして資料を戻そうとしていたリネットを見かねたのか、ラウルがひょいっとそれを奪い取って棚に戻した。
「あ、はい。ありがとうございます」
「他は?」
「あ、えっと……ここと、ここなので……おしまいです」
そう言ってリネットは、最後の一冊を棚にしまう。
「よし、では帰るぞ」
「あの……帰るってどこに?」
「どこにって、騎士団の官舎にある俺の部屋だな」
だが、まだ六時過ぎたところだ。
「えっと……団長さん、お仕事は?」
「終わった。だから帰るんだろう?」
「こんなに早く?」
図書館は六時半に閉館する。だからリネットは、その後、研究室に戻って呪い全般を確認しようとしていたのだが。
書棚の前で背伸びして資料を戻そうとしていたリネットを見かねたのか、ラウルがひょいっとそれを奪い取って棚に戻した。
「あ、はい。ありがとうございます」
「他は?」
「あ、えっと……ここと、ここなので……おしまいです」
そう言ってリネットは、最後の一冊を棚にしまう。
「よし、では帰るぞ」
「あの……帰るってどこに?」
「どこにって、騎士団の官舎にある俺の部屋だな」
だが、まだ六時過ぎたところだ。
「えっと……団長さん、お仕事は?」
「終わった。だから帰るんだろう?」
「こんなに早く?」
図書館は六時半に閉館する。だからリネットは、その後、研究室に戻って呪い全般を確認しようとしていたのだが。