【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
ヒースのその発想はなかった。物を大事にする性格ならば、寝間着や下着も着られるうちは着ようと思うだろう。
「そうかもしれないが……あれは駄目だ。一緒にいるのに目のやり場に困るような格好をされるのは、いろいろと困る」
その言葉でヒースは再びラウルの股間に目を向ける。
「団長がリネットさんと一緒になりたいという気持ちがあるなら、止めませんが。後悔されるような行動は慎んでください」
いったい、ヒースはなんの心配をしているのだろう。
「とにかく、ヒース。リネットの服を揃えたい。彼女のことだから『面倒くさい』と言うのが目に見えている。となれば、俺が買って渡せばいいのではないかと思ったわけだ」
なるほど、とヒースはポンと手を叩く。
「最近、流行っているらしいですよ?」
「何がだ?」
「だから、恋人に寝間着を送るのが。自分が選んだものを着てもらいたいという欲求? そしてそれに包まれて眠っている彼女がかわいい、とか」
「なんだ、それは」
「そうかもしれないが……あれは駄目だ。一緒にいるのに目のやり場に困るような格好をされるのは、いろいろと困る」
その言葉でヒースは再びラウルの股間に目を向ける。
「団長がリネットさんと一緒になりたいという気持ちがあるなら、止めませんが。後悔されるような行動は慎んでください」
いったい、ヒースはなんの心配をしているのだろう。
「とにかく、ヒース。リネットの服を揃えたい。彼女のことだから『面倒くさい』と言うのが目に見えている。となれば、俺が買って渡せばいいのではないかと思ったわけだ」
なるほど、とヒースはポンと手を叩く。
「最近、流行っているらしいですよ?」
「何がだ?」
「だから、恋人に寝間着を送るのが。自分が選んだものを着てもらいたいという欲求? そしてそれに包まれて眠っている彼女がかわいい、とか」
「なんだ、それは」