【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
小柄な彼女はソファにすっぽりと埋もれ、気持ちよさそうに横になっていた。眠くない、眠くないと言いながら、何か本を読んでいたようだが、その本がパサリと手から滑り落ちたときには、思わず笑ってしまったくらいである。
床に落ちた本を拾ってテーブルの上に置く。ずり落ちそうな毛布を肩までしっかりとかけ、室内の灯りを消してラウルもベッドへと潜り込んだ。
ラウルは職業柄か、眠りが浅い。だからすぐに異変に気がついた。
「……いやっ……やめて……」
誰かの声が聞こえ、はっと身体を起こす。
「いや……やだ、やだ……」
この部屋にはラウルとリネットしかいない。となればこれはリネットの声だ。
ランプを小さく灯し、ベッドから降りたラウルは、リネットが寝ているソファへと近づく。
どうやらうなされているようだ。怖い夢でも見ているのだろうか。
「リネット……」
声をかけてみたが、起きる気配はない。ただ、いやいやと首を横に振っているだけ。
床に落ちた本を拾ってテーブルの上に置く。ずり落ちそうな毛布を肩までしっかりとかけ、室内の灯りを消してラウルもベッドへと潜り込んだ。
ラウルは職業柄か、眠りが浅い。だからすぐに異変に気がついた。
「……いやっ……やめて……」
誰かの声が聞こえ、はっと身体を起こす。
「いや……やだ、やだ……」
この部屋にはラウルとリネットしかいない。となればこれはリネットの声だ。
ランプを小さく灯し、ベッドから降りたラウルは、リネットが寝ているソファへと近づく。
どうやらうなされているようだ。怖い夢でも見ているのだろうか。
「リネット……」
声をかけてみたが、起きる気配はない。ただ、いやいやと首を横に振っているだけ。