【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
となれば、アルヴィスにとってリネットなど不要な存在。さらに「魔法具を使うな」と口にする厄介な存在にもなった。
結果、リネットはアルヴィスに捨てられた。着の身着のまま、皇城を追い出された。
リネットにとってはある意味で救いだったのかもしれない。何よりも、彼の子を生みたくなかったのだから。それでも魔法具の危険性を訴えたのは、魔法具を作った者としての義務のようなもの。魔力を持つ者としての誇りと責任があった。
皇城を追い出されたリネットは、スサ小国に戻ることはしなかった。国を出るときに、両親からは「娘は死んだものだと思うことにした」と別れを告げられたためだ。
両親もキサレータ皇帝の側妃に望まれた娘が、幸せになれるなんて思ってもいなかったのだろう。だけど、それを止めるだけの力がなかった。「こんなことなら、誰かと婚約させておくべきだった」と、泣きながらリネットに謝罪したのを、今でもはっきりと覚えている。
だからといって両親を恨んでいるわけでもない。ただリネットが帝国を追い出されたことで、両親に迷惑がかからないか、それが気になっていた。
結果、リネットはアルヴィスに捨てられた。着の身着のまま、皇城を追い出された。
リネットにとってはある意味で救いだったのかもしれない。何よりも、彼の子を生みたくなかったのだから。それでも魔法具の危険性を訴えたのは、魔法具を作った者としての義務のようなもの。魔力を持つ者としての誇りと責任があった。
皇城を追い出されたリネットは、スサ小国に戻ることはしなかった。国を出るときに、両親からは「娘は死んだものだと思うことにした」と別れを告げられたためだ。
両親もキサレータ皇帝の側妃に望まれた娘が、幸せになれるなんて思ってもいなかったのだろう。だけど、それを止めるだけの力がなかった。「こんなことなら、誰かと婚約させておくべきだった」と、泣きながらリネットに謝罪したのを、今でもはっきりと覚えている。
だからといって両親を恨んでいるわけでもない。ただリネットが帝国を追い出されたことで、両親に迷惑がかからないか、それが気になっていた。