【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
この店はラウルも連れてきてくれた煮込み料理の美味しいというあの店だ。さらに全室個室という贅沢な店でもある。
そこでリネットは、今朝の出来事をシーナに相談したわけだ。
ラウルの身体を少しでも楽にしてあげたくて、手伝いを申し出たら大目玉をくらったと。
「ですが、団長さんは大変なことになっていたわけで……」
リネットはぱくりとスプーンを咥える。
「ん~。だけど自然現象みたいなものですよね? 放っておけば落ち着くのではないでしょうか?」
そう言ったシーナは、パンにたっぷりとバターを塗った。
「でも、処理したほうが楽になりますよね? 団長さん、辛そうだったからお手伝いしようと思ったのに……」
「リネットさんはそういう気持ちだったのかもしれませんが、ラウルさんはやはり恥ずかしかったのではありませんか?」
「恥ずかしい? 気持ちいいの間違いではなく?」
シーナは返事に困ったのか、ゆっくりと目を瞬く。
「リネットさんは、ラウルさんのことをどう思っているんですか?」
そこでリネットは、今朝の出来事をシーナに相談したわけだ。
ラウルの身体を少しでも楽にしてあげたくて、手伝いを申し出たら大目玉をくらったと。
「ですが、団長さんは大変なことになっていたわけで……」
リネットはぱくりとスプーンを咥える。
「ん~。だけど自然現象みたいなものですよね? 放っておけば落ち着くのではないでしょうか?」
そう言ったシーナは、パンにたっぷりとバターを塗った。
「でも、処理したほうが楽になりますよね? 団長さん、辛そうだったからお手伝いしようと思ったのに……」
「リネットさんはそういう気持ちだったのかもしれませんが、ラウルさんはやはり恥ずかしかったのではありませんか?」
「恥ずかしい? 気持ちいいの間違いではなく?」
シーナは返事に困ったのか、ゆっくりと目を瞬く。
「リネットさんは、ラウルさんのことをどう思っているんですか?」