【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
 一口だけ飲んだ。
「これ、美味しいですよね。顔がぽかぽかしてきました」
 へへっとリネットは笑う。
「団長さん、団長さん」
 言いたいことを言ったせいか、リネットは気分もよかった。
「なんだ?」
「団長さんは私だから世話を焼いてくれるんですか? 私だからキスの相手に選んでくれたんですか?」
 ラウルは少しだけ悩む素振りを見せてから答える。
「まあ、そういうことになるな」
「つまりそれって、私のことが好きってことですか?」
 ふごっと変な声がラウルから聞こえた。
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