【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
「君の気持ちはわかった。だが、俺だけがそうやって君の気持ちを受け取るのは不公平だ」
「いえ。いつも団長さんにはよくしてもらってますし……」
「なるほど。だが、俺が君にしていることと、君が俺にしようとしていることは異なる。ここは平等に同じようによくなろう」
 リネットが驚いて目を大きく見開いたときには、すでにネグリジェの胸元のリボンが解かれていた。
 これはラウルが買ってくれたもの。だからいつもの透け透け布地で、前を鈎でとめているものではない。腰のリボンと胸のリボンの二カ所をはずしてしまえば、前が大きく開いてしまう。
「あ、ちょ、ちょっと……」
 胸のリボンを解けば、胸元が大きくはだけた。
「いつも思っていたが、下着はつけないのか?」
 たゆんとした胸のふくらみが、ラウルの眼前にさらけ出された。
「あっ……団長さん、何を……」
「君に一つだけ教えておこう。男が女に服を贈るのは、それを脱がせたいという意味だ」
 ラウルが触れてくる。予想していなかった刺激に、思わず腰が跳ねた。
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