【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
「俺が触りたいからだ。それに触り心地がいい。さっきも触れたが、君の胸はふにふにっとしていていつまでも揉んでいたいくらいだ。それに、君自身も気持ちがいいだろう? こう、何か、感じることはなかったか?」
「感じる……?」
リネットがきょとんとしたままラウルを見上げれば、彼は身もだえしそうになるのを堪えるような、そんな表情をする。
「皇帝が憎いと思っていたが……今は、微妙な気持ちだ……。とにかく、これから君を感じさせてやる」
両手をにぎにぎとするラウルの動きが怖い。
「俺が何をしても、受け入れろ。俺は君を傷つけたりはしない。ただ、君に感じて気持ちよくなってもらいたいだけだ」
「団長さんのほうはそれでいいんですか?」
「いい。君に気持ちよくなってもらわなければ、俺を受け入れることができない。無理やり俺を受け入れれば、怪我をしてしまうかもしれない。だから黙って俺に身を委ねろ」
あまりにもの迫力に、リネットは「は、はい」と頷くしかなかった。
「では、いつもよりしつこいキスをする」
ラウルの口づけが落ちてきた。それは重ねるだけのやさしい口づけ。
「感じる……?」
リネットがきょとんとしたままラウルを見上げれば、彼は身もだえしそうになるのを堪えるような、そんな表情をする。
「皇帝が憎いと思っていたが……今は、微妙な気持ちだ……。とにかく、これから君を感じさせてやる」
両手をにぎにぎとするラウルの動きが怖い。
「俺が何をしても、受け入れろ。俺は君を傷つけたりはしない。ただ、君に感じて気持ちよくなってもらいたいだけだ」
「団長さんのほうはそれでいいんですか?」
「いい。君に気持ちよくなってもらわなければ、俺を受け入れることができない。無理やり俺を受け入れれば、怪我をしてしまうかもしれない。だから黙って俺に身を委ねろ」
あまりにもの迫力に、リネットは「は、はい」と頷くしかなかった。
「では、いつもよりしつこいキスをする」
ラウルの口づけが落ちてきた。それは重ねるだけのやさしい口づけ。