【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
「まあ、いい。リネットは目立つだろう? 生きていれば誰かが目にするはずだ。もし、彼女を見かけたら私に報告するよう、通達を出す」
やっと気持ちが落ち着いたアルヴィスは、ファミルが淹れたお茶をカップに注いだ。すでに冷めており、湯気すら立たない。
「相変わらず、おまえのお茶は不味い」
「良薬は口に苦しですよ。魔法具の力も衰えている今、陛下には子作りに専念してもらったほうがよろしいかと」
ファミルはいつもそれを一番に考えている。
「とにかく、陛下の血さえ引いていればよろしいのです。魔力はその次……」
「では、入れ替えるか……」
今の側妃たちは二年以上も後宮に居座っている。
「次はどこの国から迎えますか? いや、むしろここは帝国内の有力貴族から迎えましょう。そちらのほうが協力的ですから」
ファミルの言うことも一理ある。
「では、妃のことは宰相らに伝えるか……」
アルヴィスは、もう一口不味いお茶を飲み、顔をしかめた。
「それよりも、あれだ……。私が魔法具に頼らなくても魔法を使えるようになれば……」
「陛下、ご安心ください。そちらも抜かりなく」
ファミルが薄く笑う。
やっと気持ちが落ち着いたアルヴィスは、ファミルが淹れたお茶をカップに注いだ。すでに冷めており、湯気すら立たない。
「相変わらず、おまえのお茶は不味い」
「良薬は口に苦しですよ。魔法具の力も衰えている今、陛下には子作りに専念してもらったほうがよろしいかと」
ファミルはいつもそれを一番に考えている。
「とにかく、陛下の血さえ引いていればよろしいのです。魔力はその次……」
「では、入れ替えるか……」
今の側妃たちは二年以上も後宮に居座っている。
「次はどこの国から迎えますか? いや、むしろここは帝国内の有力貴族から迎えましょう。そちらのほうが協力的ですから」
ファミルの言うことも一理ある。
「では、妃のことは宰相らに伝えるか……」
アルヴィスは、もう一口不味いお茶を飲み、顔をしかめた。
「それよりも、あれだ……。私が魔法具に頼らなくても魔法を使えるようになれば……」
「陛下、ご安心ください。そちらも抜かりなく」
ファミルが薄く笑う。