【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
そうなるとやっぱりエドガーになるのだ。
「だが、君の言うとおり、皇帝が来ている間はあまり外に出ないほうがいいだろう。魔法院の中にいるか、俺の部屋にいるか……」
「まぁ。いつもと変わりませんね。そこの往復ぐらいしかしてませんし。たまに図書館に行くくらいで」
「そうか……そうだな。とにかく、一人でふらふら出歩かないように」
ラウルなりに心配しているのが伝わってきた。一応、彼との関係は「恋人同士」から「婚約者同士」に格上げしている。
「ラウルさんは、明日以降、もっと忙しくなりますよね?」
「あぁ……そうだろうな。何もなければ、今までとあまり変わらないとは思うが……」
言葉を濁すというのは、何かがあると思っているのか。
「帰ってこれないときとかもありますよね?」
騎士団の仕事なんて、泊まりや遠征などザラにある。彼が呪われて三ヶ月、ラウルと行動を共にしていたリネットだが、今までのほうが稀なのだ。
「場合によってはそうかもしれない。そうならないように、祈るしかないな」
恐らくラウルは暴動を危惧している。裏通りにはキサレータから逃れた人たちが細々と生活しているのだ。彼らにとって皇帝は恨みの対象になっているだろう。その恨みを刺激されたら、彼らはここぞとばかりに暴れるかもしれない。
「だが、君の言うとおり、皇帝が来ている間はあまり外に出ないほうがいいだろう。魔法院の中にいるか、俺の部屋にいるか……」
「まぁ。いつもと変わりませんね。そこの往復ぐらいしかしてませんし。たまに図書館に行くくらいで」
「そうか……そうだな。とにかく、一人でふらふら出歩かないように」
ラウルなりに心配しているのが伝わってきた。一応、彼との関係は「恋人同士」から「婚約者同士」に格上げしている。
「ラウルさんは、明日以降、もっと忙しくなりますよね?」
「あぁ……そうだろうな。何もなければ、今までとあまり変わらないとは思うが……」
言葉を濁すというのは、何かがあると思っているのか。
「帰ってこれないときとかもありますよね?」
騎士団の仕事なんて、泊まりや遠征などザラにある。彼が呪われて三ヶ月、ラウルと行動を共にしていたリネットだが、今までのほうが稀なのだ。
「場合によってはそうかもしれない。そうならないように、祈るしかないな」
恐らくラウルは暴動を危惧している。裏通りにはキサレータから逃れた人たちが細々と生活しているのだ。彼らにとって皇帝は恨みの対象になっているだろう。その恨みを刺激されたら、彼らはここぞとばかりに暴れるかもしれない。