【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
そう言われても「そうなんですね」としか答えようがない。
「エドガー先輩は、いったいどこからそんな情報を仕入れてくるんですか?」
「師長だよ。しかも師長は、強制参加らしいよ? 今夜のパーティー」
毎朝、リネットたちの様子を見るために顔を出してくるブリタだが、特別な報告がなければ話すこともない。だというのに、エドガーはいつの間にかちゃっかり情報収集している。
「今日も団長さんは、夜、遅いのかな?」
ニヤリと笑うエドガーにぷいっと顔を背け、リネットは再び資料に視線を落とした。
部屋で一人で食べる夕食は味気ない。だからといって、パーティーなど華やかな場所で食事をしたいわけでもない。リネットが望むのはただ一人。
それでも彼は帰ってくることはできないだろう。特に今日は、国内の偉い人たちが集められているのだから。
アルヴィスがすぐそこまでやって来ている恐怖と、ラウルが側にいない寂しさと。その二つの気持ちに押しつぶされそうになる。
リネットが導き出した「毎日『おはようのキス』をしないと発情する呪い」の解呪方法。その方法が正しいのか最終検証を行っているが、目の前に並ぶ文字が滑って、頭の中に入ってこない。
「エドガー先輩は、いったいどこからそんな情報を仕入れてくるんですか?」
「師長だよ。しかも師長は、強制参加らしいよ? 今夜のパーティー」
毎朝、リネットたちの様子を見るために顔を出してくるブリタだが、特別な報告がなければ話すこともない。だというのに、エドガーはいつの間にかちゃっかり情報収集している。
「今日も団長さんは、夜、遅いのかな?」
ニヤリと笑うエドガーにぷいっと顔を背け、リネットは再び資料に視線を落とした。
部屋で一人で食べる夕食は味気ない。だからといって、パーティーなど華やかな場所で食事をしたいわけでもない。リネットが望むのはただ一人。
それでも彼は帰ってくることはできないだろう。特に今日は、国内の偉い人たちが集められているのだから。
アルヴィスがすぐそこまでやって来ている恐怖と、ラウルが側にいない寂しさと。その二つの気持ちに押しつぶされそうになる。
リネットが導き出した「毎日『おはようのキス』をしないと発情する呪い」の解呪方法。その方法が正しいのか最終検証を行っているが、目の前に並ぶ文字が滑って、頭の中に入ってこない。