【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
心臓が変にバクバクと音を立てている。嫌な予感とでもいうのか。
こんなときは朝を流してさっぱりして、寝るしかない。
そう思って立ち上がれば、扉をノックする音が聞こえた。
コンコン、コンコン――。
ラウルであれば、ノックもせずに鍵を開けて入ってくるし、こんな時間にラウルが戻ってくるとも思えない。
誰だろうと思いつつ、リネットはそっと扉を開けた。
「あ、リネットさん。やっぱりこちらにいらしたんですね」
モアだった。こんな時間だというのに騎士服をビシッと身につけている。彼女もまだ仕事中なのだ。
「どうしました?」
「はい。あの……非常に言いにくいんですけども……ハリー団長が怪我をされまして……」
「え?」
一瞬、リネットの頭の中が真っ白になった。
「街中で暴動が起きたんです。帝国から逃げてきた難民が、パーティー会場に押し寄せてきて……」
こんなときは朝を流してさっぱりして、寝るしかない。
そう思って立ち上がれば、扉をノックする音が聞こえた。
コンコン、コンコン――。
ラウルであれば、ノックもせずに鍵を開けて入ってくるし、こんな時間にラウルが戻ってくるとも思えない。
誰だろうと思いつつ、リネットはそっと扉を開けた。
「あ、リネットさん。やっぱりこちらにいらしたんですね」
モアだった。こんな時間だというのに騎士服をビシッと身につけている。彼女もまだ仕事中なのだ。
「どうしました?」
「はい。あの……非常に言いにくいんですけども……ハリー団長が怪我をされまして……」
「え?」
一瞬、リネットの頭の中が真っ白になった。
「街中で暴動が起きたんです。帝国から逃げてきた難民が、パーティー会場に押し寄せてきて……」