【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
目を大きく見開いたエドガーは、ふいっと顔を逸らす。
「様付けよりはマシだね」
「素直じゃない先輩なんだよ」
ブリタが目を細めた。
「そうそうリネット。あんたは魔法師になってやってみたいこととかあるのかい? 私としてはさっきの魔法具も興味深いし、この帳面に書かれている呪いについても研究してもらってもいいかなと思っている。呪いについては、詳しい者がこの国にはいないんだよ」
「はい。私もできれば呪いを専門的に研究していきたいです。だってキサレータはあれだけ巨大な帝国なのに、あの国全体に呪いをかけた人物がいるんですよ? すごくないですか?」
リネットの目はきらきらと輝き、声にも熱がこめられる。
「そうだね。しかも、アレがもげるって……。どういう経緯でそういう呪いになったのか、気になるね」
「ですよね、そう思いますよね! 別にキサレータの呪いを解くつもりはないのですが。でもアレがもげるって、考えたらおかしくないですか? よっぽどのことがあったんでしょうね」
「様付けよりはマシだね」
「素直じゃない先輩なんだよ」
ブリタが目を細めた。
「そうそうリネット。あんたは魔法師になってやってみたいこととかあるのかい? 私としてはさっきの魔法具も興味深いし、この帳面に書かれている呪いについても研究してもらってもいいかなと思っている。呪いについては、詳しい者がこの国にはいないんだよ」
「はい。私もできれば呪いを専門的に研究していきたいです。だってキサレータはあれだけ巨大な帝国なのに、あの国全体に呪いをかけた人物がいるんですよ? すごくないですか?」
リネットの目はきらきらと輝き、声にも熱がこめられる。
「そうだね。しかも、アレがもげるって……。どういう経緯でそういう呪いになったのか、気になるね」
「ですよね、そう思いますよね! 別にキサレータの呪いを解くつもりはないのですが。でもアレがもげるって、考えたらおかしくないですか? よっぽどのことがあったんでしょうね」