【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
「私は、第七騎士団副団長のヒース・ルドバリと申します」
「あ、はじめまして。魔法師のリネットです。一応、解呪を担当しています」
「呪いを専門にされている方ですよね。あそこで苦しんでいるのが、第七騎士団団長のラウル・ハリーです」
「はぁ……」
 リネットが間抜けに返事をしてしまったのも、それは苦しむラウルの股間に釘付けだったからだ。ズボンの布地が、今にも破れんばかりに盛り上がっている。まるでそこに別の生き物が潜んでいるかのようだ。
「我々第七騎士団は、先日までヤゴル遺跡に派遣されておりまして……」
「あぁ!」
 そこでリネットは納得したようにポンと手を打ち、焦げ茶の目を大きく見開いた。
「こちらの団長さん。ヤゴル遺跡で呪われてきたんですね。ああ、なるほどなるほど。納得です」
 ヒースがきょとんと目を丸くする。
「えぇとですね。こちらの団長さんは、見るからに発情されておりますよね」
 そこでリネットはラウルとエドガーの股間を見比べる。
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