【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
「……んっ? 団長さん、何をやっているんですか?」
目をこじ開けると、ちょうど胸の位置にラウルの顔があった。
「君の着替えだ。上からかぶるタイプのワンピースがあったから、かぶせておいた。ただ、ネグリジェを脱ぐ必要があるからな。ここの釦を外している。しかし、見ないで外すのはなかなか難しい」
ラウルの手がリネットの胸のあたりに伸びている。それはワンピースの下に隠れてよく見えないが、この状況がおかしいと思えるくらいの理性は、リネットにもまだあった。
「え? えぇ? で、できます。釦くらい、自分で外せます」
一気に目が覚めた。だが、なぜラウルに着替えをさせてもらっているのか、その状況がさっぱりと理解できない。
「ところで……なぜ、団長さんが私の着替えを?」
「簡単なことだ。君が着替えようとしないから、手伝っただけのこと。それに、一応許可をとったつもりだが?」
そう言われると、聞かれたかもしれないが、寝ぼけているリネットにとってラウルの声は右から左に通り過ぎただけ。
「あぁ、なるほど。ですが、男性が女性の服を脱がすのは、いろいろと問題があるかと」
「だから、先にワンピースを着せた。できるだけ君の肌を見ないように着替えさせようと思ったのだが……なかなか難しいな」
目をこじ開けると、ちょうど胸の位置にラウルの顔があった。
「君の着替えだ。上からかぶるタイプのワンピースがあったから、かぶせておいた。ただ、ネグリジェを脱ぐ必要があるからな。ここの釦を外している。しかし、見ないで外すのはなかなか難しい」
ラウルの手がリネットの胸のあたりに伸びている。それはワンピースの下に隠れてよく見えないが、この状況がおかしいと思えるくらいの理性は、リネットにもまだあった。
「え? えぇ? で、できます。釦くらい、自分で外せます」
一気に目が覚めた。だが、なぜラウルに着替えをさせてもらっているのか、その状況がさっぱりと理解できない。
「ところで……なぜ、団長さんが私の着替えを?」
「簡単なことだ。君が着替えようとしないから、手伝っただけのこと。それに、一応許可をとったつもりだが?」
そう言われると、聞かれたかもしれないが、寝ぼけているリネットにとってラウルの声は右から左に通り過ぎただけ。
「あぁ、なるほど。ですが、男性が女性の服を脱がすのは、いろいろと問題があるかと」
「だから、先にワンピースを着せた。できるだけ君の肌を見ないように着替えさせようと思ったのだが……なかなか難しいな」