幼なじみの、隠しごと。
元気よく返事をして、うなずく。

そんな私を、スタッフさんは微笑ましそうに見ていた。


「今日はルームウェアの撮影をしようかなって思うけど……大丈夫かな?」

「はい、大丈夫です! よろしくお願いします!」

「よかった……断られてたら、また一から考えないといけないから」

「あっ、そ、その……昨日はすみませんでした……」


下を向いて謝ると、スタッフさんは「いいよ、気にしないで」と優しく言ってくれた。

本当に……優しい人たちだ。

ほっとしながら、着替えるために更衣室に向かう。

今日着るルームウェアは猫を模したものらしく、耳と尻尾がついている。

私の髪色に合わせてあるのか、淡い桃色で、ふわふわしている。

さっそく着て、鏡で自分を見る。


「……わぁ、可愛い!」


思わず声が出るほど、この服は可愛かった。

ついでに、髪の毛も整える。

今日はルームウェアなので、軽くお団子にしてみた。

桃色のシュシュもつけて、メイクもする。

……ルームウェアだから、ちょっとでいいよね。

そう考えながらメイクを終わらせて、更衣室から出る。
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