僕の愛しい泥棒娘
ユミアは知らなかったが、貴族の間では相手
家紋を自ら刺繍した物を渡すと言う事は、愛
を告白することになるのだ。
「レッド、誤解してはだめよ。ユミアは何も
知らないのよ。いいわね」
と小さな声で言って有頂天になっているアウ
スレッドを戒めた。
ユミアはシャウリーヌと楽しく話をしていた
ので二人の会話は聞こえていなかった。
思いがけず楽しい時を過ごしてユミアはダミ
アサール家の皆に送られてアウスレッドと共
に、馬車に乗って帰路についた。
「アウスレッド様今日は本当に楽しい時間を
過ごさせて頂きありがとうございます。皆様
とても優しくて仲の良いご家族ですね」
「父上はあまり何も考えていないんだ。母上
と一緒に居られればそれで幸せなんだろうな
面倒な領地の管理や対外的な付き合いも去
年位から全部僕に丸投げなんだから、公爵家
の家の事は母上がきちんとやってくれている
からまだ助かっているんだ。それと様付けは
止めて家や親しい友人はレッドって呼ぶんだ
アウスレッドは長いだろ?ユミアもレッドで
いいよ」
「そう言う訳にはいきません」
「いいや、レッドで…」
「じゃあレッドさんでいいですか?」
「さんも要らないんだけど、まあ今はそれで
いいよ」
二人して言い合ってくすくす笑いながら、馬
車の中で二人は親密な時間を過ごした。
店についてアウスレッドはきっちりとエスコ
ートをしてユミアをドアの前まで送り届けて
くれた。
家紋を自ら刺繍した物を渡すと言う事は、愛
を告白することになるのだ。
「レッド、誤解してはだめよ。ユミアは何も
知らないのよ。いいわね」
と小さな声で言って有頂天になっているアウ
スレッドを戒めた。
ユミアはシャウリーヌと楽しく話をしていた
ので二人の会話は聞こえていなかった。
思いがけず楽しい時を過ごしてユミアはダミ
アサール家の皆に送られてアウスレッドと共
に、馬車に乗って帰路についた。
「アウスレッド様今日は本当に楽しい時間を
過ごさせて頂きありがとうございます。皆様
とても優しくて仲の良いご家族ですね」
「父上はあまり何も考えていないんだ。母上
と一緒に居られればそれで幸せなんだろうな
面倒な領地の管理や対外的な付き合いも去
年位から全部僕に丸投げなんだから、公爵家
の家の事は母上がきちんとやってくれている
からまだ助かっているんだ。それと様付けは
止めて家や親しい友人はレッドって呼ぶんだ
アウスレッドは長いだろ?ユミアもレッドで
いいよ」
「そう言う訳にはいきません」
「いいや、レッドで…」
「じゃあレッドさんでいいですか?」
「さんも要らないんだけど、まあ今はそれで
いいよ」
二人して言い合ってくすくす笑いながら、馬
車の中で二人は親密な時間を過ごした。
店についてアウスレッドはきっちりとエスコ
ートをしてユミアをドアの前まで送り届けて
くれた。