元文化部と元運動部の深夜ウォーキング
私の言葉に笠木くんがお腹を抑えるくらい笑ってくれるのが嬉しくて、つい口元が緩んでしまう。
「じゃあ、長谷川さん。一緒にこの棒付きアイスにしよ。俺、いちご」
「いちご味好きすぎない!?」
「割と好き。長谷川さんは?」
「パイナップルにする。さっきの話でパイナップル食べたくなってきたし」
5本入りとかの箱入り棒アイスじゃない一本売りの棒アイス。
箱入りの棒アイスよりサイズが大きくて、いつも箱入りを食べている私はそれだけで特別感を感じてしまう。
コンビニの近くで腰掛けて、アイスを頬張る。
パイナップルの酸味とアイス特有の甘さ、それとサッパリ感。
いつもなら気にもせずに食べている細かな味まで見逃したくないと思った。
「じゃあ、長谷川さん。一緒にこの棒付きアイスにしよ。俺、いちご」
「いちご味好きすぎない!?」
「割と好き。長谷川さんは?」
「パイナップルにする。さっきの話でパイナップル食べたくなってきたし」
5本入りとかの箱入り棒アイスじゃない一本売りの棒アイス。
箱入りの棒アイスよりサイズが大きくて、いつも箱入りを食べている私はそれだけで特別感を感じてしまう。
コンビニの近くで腰掛けて、アイスを頬張る。
パイナップルの酸味とアイス特有の甘さ、それとサッパリ感。
いつもなら気にもせずに食べている細かな味まで見逃したくないと思った。