幼馴染み皇子の強引すぎる婚約破棄と溺愛
翌日。屋敷の門前に、ユリウス殿下の姿があった。
「ユリウス殿下……」
私は思わず息を呑む。
「せめて……セシリアと会わせて頂くことはできませんか?」
毅然とした声で父に願い出る彼の瞳は、真っ直ぐだった。
父は険しい顔のまま沈黙した。
昨日あれほど「断れ」と言ったのに、それでもこうして皇子自ら足を運ぶ。
その必死さに心を動かされたのだろう。
「……わかった。少しだけだ。」
ため息と共に、父はユリウス殿下を屋敷に迎え入れた。
その姿を目にした瞬間、胸の奥が弾ける。
「ユリウス……!」
気づけば駆け寄り、彼の胸に飛び込んでいた。
押しとどめる理性も、羞恥も追いつかない。
ただ会いたかった。触れたかった。
殿下の腕がしっかりと私を抱きしめ返す。
「セシリア……」
その声に、昨夜の涙が一気に込み上げ、頬を濡らしていった。
「ユリウス殿下……」
私は思わず息を呑む。
「せめて……セシリアと会わせて頂くことはできませんか?」
毅然とした声で父に願い出る彼の瞳は、真っ直ぐだった。
父は険しい顔のまま沈黙した。
昨日あれほど「断れ」と言ったのに、それでもこうして皇子自ら足を運ぶ。
その必死さに心を動かされたのだろう。
「……わかった。少しだけだ。」
ため息と共に、父はユリウス殿下を屋敷に迎え入れた。
その姿を目にした瞬間、胸の奥が弾ける。
「ユリウス……!」
気づけば駆け寄り、彼の胸に飛び込んでいた。
押しとどめる理性も、羞恥も追いつかない。
ただ会いたかった。触れたかった。
殿下の腕がしっかりと私を抱きしめ返す。
「セシリア……」
その声に、昨夜の涙が一気に込み上げ、頬を濡らしていった。