愚図な妖狐は嗜虐癖な陰陽師に甘く抱かれる ~巡り捲りし戀華の暦~
龍志は深々と頭を垂れ、その場を去った。
後方から母の啜り泣く声が聞こえてきた。胸が軋んだが、龍志は草履を履き、本殿へと向かった。
後方から母の啜り泣く声が聞こえてきた。胸が軋んだが、龍志は草履を履き、本殿へと向かった。