甘く苦く君を思う
それからも彼とは時間のやりくりをしながら街を散策したり、映画に行ったりとしていた。
彼が私の部屋にくる時もあり、一緒にご飯を作りながらのんびり過ごす時もあった。
「沙夜の部屋はいいなぁ。全部沙夜のにおいがするよ」
「ちょ、ちょっと! なんだか恥ずかしいこと言わないで」
家の匂いってその人独自のもので、それを言われるとなんだか恥ずかしさを感じる。変な匂い、と言われたわけではなくてもどこかプライベートの話でドキドキしてしまう。
「そう? 沙夜の優しい匂いと甘い匂いして居心地がいいよ」
食器を洗っていた私がソファに戻るとすぐに腕の中に取り込まれてしまう。
「あー、安心する」
私の胸に顔を埋めると首を振る。変なにおいがしないか急に不安になってしまい彼から離れようとすると、さらに抱き寄せる力が強くなった。
「ダメ」
彼のその少し甘えたような声に喉の奥がぎゅっと締めつけられる。
ペロリ
不意に彼が私の肌を舐め上げた。
きゃ……っ
驚き、声を上げる私を楽しげに見つめてくる。
「匂いだけじゃないな。沙夜は甘い」
今日は仕事じゃないからそんなはずがない。仕事だとしてもコックコートを着ているんだから肌が甘いなんてあり得ない。
それなのに彼は私の肌を舐め続けた。そんな彼の艶かしい様子に鼓動が早くなるのを感じる。
気がつくと彼は私の服の中に手を入れ、そっと撫で上げ始めていた。
彼が私の部屋にくる時もあり、一緒にご飯を作りながらのんびり過ごす時もあった。
「沙夜の部屋はいいなぁ。全部沙夜のにおいがするよ」
「ちょ、ちょっと! なんだか恥ずかしいこと言わないで」
家の匂いってその人独自のもので、それを言われるとなんだか恥ずかしさを感じる。変な匂い、と言われたわけではなくてもどこかプライベートの話でドキドキしてしまう。
「そう? 沙夜の優しい匂いと甘い匂いして居心地がいいよ」
食器を洗っていた私がソファに戻るとすぐに腕の中に取り込まれてしまう。
「あー、安心する」
私の胸に顔を埋めると首を振る。変なにおいがしないか急に不安になってしまい彼から離れようとすると、さらに抱き寄せる力が強くなった。
「ダメ」
彼のその少し甘えたような声に喉の奥がぎゅっと締めつけられる。
ペロリ
不意に彼が私の肌を舐め上げた。
きゃ……っ
驚き、声を上げる私を楽しげに見つめてくる。
「匂いだけじゃないな。沙夜は甘い」
今日は仕事じゃないからそんなはずがない。仕事だとしてもコックコートを着ているんだから肌が甘いなんてあり得ない。
それなのに彼は私の肌を舐め続けた。そんな彼の艶かしい様子に鼓動が早くなるのを感じる。
気がつくと彼は私の服の中に手を入れ、そっと撫で上げ始めていた。