「明治大正ロマンス ~知らない間に旦那様が変わっていました~」
 彼は、顔をしかめた珠子を見て、
「へー……」
と言う。

「女子は好きそうですよね」

「そうですね」
と言った山内は、ちゃんと話は通じている、と思っていたのだが……。
 


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