クールな上司の〝かわいい〟秘密 ――恋が苦手なふたりは互いの気持ちに気づけない
店頭に大々的に設置された、キッズ・ベビーのポスターとトルソー。隣のベビー用品店からの客層を取り込むのに、ばっちりの訴求力があると思う。
一時はどうなることかと思った店頭のひな壇陳列も、今は綺麗に商品が並んでいる。
ガラス越しに飾られた家族ふうのトルソーは、季節を先取りした秋仕様。家族でアウトドアを楽しんでいるような様子に仕立てつつ、家族でのリンクコーデを提案している。
今は誰もいないけれど、私が作った売場だ。見ていると、なんだかぐっとくるものがある。
明日、ここに顧客がやってくる場面を想像したら、体がぶるりと震えた。
「本当に変わったんだなって、今すごく実感してます。プレブロに、新しい風が吹きますね」
真霜の言葉に、私は「そうね」と頷いた。
「でも、これで終わりじゃない。明日からが、新しい始まり」
「お客様にこの店舗に馴染んでいただけるようにしないと、ですね」
そう言う彼女の笑みは、頼もしい。私は彼女に再び頷いて、店舗内に戻った。
「残りのチェック、ちゃちゃっと終わらせよう」
比較的落ち着いて作業のできていたメンズ・レディースのチェックを終えた後、私たちは真霜に任せていた店舗奥へ向かった。
ぐるりと回り、チェックをしていく。什器の配置はバッチリで、ポスターやポップなどの販促物の間違いもない。
一時はどうなることかと思った店頭のひな壇陳列も、今は綺麗に商品が並んでいる。
ガラス越しに飾られた家族ふうのトルソーは、季節を先取りした秋仕様。家族でアウトドアを楽しんでいるような様子に仕立てつつ、家族でのリンクコーデを提案している。
今は誰もいないけれど、私が作った売場だ。見ていると、なんだかぐっとくるものがある。
明日、ここに顧客がやってくる場面を想像したら、体がぶるりと震えた。
「本当に変わったんだなって、今すごく実感してます。プレブロに、新しい風が吹きますね」
真霜の言葉に、私は「そうね」と頷いた。
「でも、これで終わりじゃない。明日からが、新しい始まり」
「お客様にこの店舗に馴染んでいただけるようにしないと、ですね」
そう言う彼女の笑みは、頼もしい。私は彼女に再び頷いて、店舗内に戻った。
「残りのチェック、ちゃちゃっと終わらせよう」
比較的落ち着いて作業のできていたメンズ・レディースのチェックを終えた後、私たちは真霜に任せていた店舗奥へ向かった。
ぐるりと回り、チェックをしていく。什器の配置はバッチリで、ポスターやポップなどの販促物の間違いもない。