クズなキミからの不適切な溺愛
「あの……昨日はまた、その酔っ払ってごめんね」
彼が瞼を開けると、少し口を尖らせた。
「あー……まさか拷問を二度もくらうとは思ってなかったすね」
「だよね……その、想像するに大変申し訳なく」
「想像してくれんだ?」
吉良くんはふっと笑う。
「いいよ、ゆるしてあげる。その代わりぎゅっとしていい?」
「え? いいよ」
彼はすぐに私をぎゅっと抱きしめる。
「はぁ……やば。落ち着く」
(私は全然、落ち着かないけど……)
心臓はとくとくうるさいが、でもこうやって朝から彼に抱きしめられるのは心地よく、何より愛情を感じて嬉しい。
「不思議ですね」
「ん?」
「夜は落ち着くどころか拷問なんすけど、朝は光莉さんがいるってだけで……」
そこまで言って彼は恥ずかしそうに口籠った。
「吉良くん?」
「……いや、幸せだなって」
「えっと……あの、その、うん」
「なんか照れますね」
「だね。でも私も同じ気持ちだよ」
そう素直に口にすると、彼が眉を下げた。
「光莉さんの得意技って拷問すね」
「え? なんかその得意技、嫌かも」
「あはは、いいじゃないすか。攻撃力ハンパないですから」
彼に釣られて私もクスクス笑う。
(いつの間にこんなに好きになっちゃったんだろう)
一緒にいるとドキドキして、心が幸せでいっぱいになって、二人で過ごす時間が尊くて愛おしい。
「今日も好きですよ」
彼が私を抱きしめて、私は彼の背中に手を回した。そして彼が目を閉じてうとうとするのを見ながら、私も瞼を閉じた。
──私はもう恋に堕ちている。
まるで空から星を堕とすように、目の前のキミに。
彼が瞼を開けると、少し口を尖らせた。
「あー……まさか拷問を二度もくらうとは思ってなかったすね」
「だよね……その、想像するに大変申し訳なく」
「想像してくれんだ?」
吉良くんはふっと笑う。
「いいよ、ゆるしてあげる。その代わりぎゅっとしていい?」
「え? いいよ」
彼はすぐに私をぎゅっと抱きしめる。
「はぁ……やば。落ち着く」
(私は全然、落ち着かないけど……)
心臓はとくとくうるさいが、でもこうやって朝から彼に抱きしめられるのは心地よく、何より愛情を感じて嬉しい。
「不思議ですね」
「ん?」
「夜は落ち着くどころか拷問なんすけど、朝は光莉さんがいるってだけで……」
そこまで言って彼は恥ずかしそうに口籠った。
「吉良くん?」
「……いや、幸せだなって」
「えっと……あの、その、うん」
「なんか照れますね」
「だね。でも私も同じ気持ちだよ」
そう素直に口にすると、彼が眉を下げた。
「光莉さんの得意技って拷問すね」
「え? なんかその得意技、嫌かも」
「あはは、いいじゃないすか。攻撃力ハンパないですから」
彼に釣られて私もクスクス笑う。
(いつの間にこんなに好きになっちゃったんだろう)
一緒にいるとドキドキして、心が幸せでいっぱいになって、二人で過ごす時間が尊くて愛おしい。
「今日も好きですよ」
彼が私を抱きしめて、私は彼の背中に手を回した。そして彼が目を閉じてうとうとするのを見ながら、私も瞼を閉じた。
──私はもう恋に堕ちている。
まるで空から星を堕とすように、目の前のキミに。