クズなキミからの不適切な溺愛
※※
瞼の裏に朝の光が差し込むのを感じた私は、ゆっくりと目を開ける。
(私……昨日……)
すぐに隣に手を伸ばすが彼の姿はどこにもない。起き上がり、何気なく額に手をやれば冷えピタが貼られている。
「これ、吉良くんだよね」
昨晩は久しぶりの高熱で意識が朦朧としていたが、朝方まで彼がずっとそばに居て看病してくれていたのは覚えている。
私は上半身を起こすと、ベッドから降りる。寝室のドアノブに手をかけようとすれば先に扉が開かれた。
「光莉さん、大丈夫ですか?」
「あ、うん。熱も下がったみたいだし、もう大丈夫」
「そっか……良かったです」
「色々、本当にありがとう」
ぺこりと頭を下げると、吉良くんがすぐに手のひらを左右に振る。
「やめてください。風邪ひいた彼女の看病するのは彼氏の特権ですから」
「ええっと……うん」
素直に頷いたからだろうか、彼が満足げに微笑む。
「あ、腹へりませんか。おかゆ作ってみたんです」
「え、ほんと、お腹ぺこぺこなの」
「ちょうどできたので」
二人でリビングにいき私が椅子に座ればすぐに野菜と卵の入ったお粥がコトンと置かれる。
(あれ?)
私の視線に気づいたのかすぐに彼が両手を、さっと背中に隠した。
瞼の裏に朝の光が差し込むのを感じた私は、ゆっくりと目を開ける。
(私……昨日……)
すぐに隣に手を伸ばすが彼の姿はどこにもない。起き上がり、何気なく額に手をやれば冷えピタが貼られている。
「これ、吉良くんだよね」
昨晩は久しぶりの高熱で意識が朦朧としていたが、朝方まで彼がずっとそばに居て看病してくれていたのは覚えている。
私は上半身を起こすと、ベッドから降りる。寝室のドアノブに手をかけようとすれば先に扉が開かれた。
「光莉さん、大丈夫ですか?」
「あ、うん。熱も下がったみたいだし、もう大丈夫」
「そっか……良かったです」
「色々、本当にありがとう」
ぺこりと頭を下げると、吉良くんがすぐに手のひらを左右に振る。
「やめてください。風邪ひいた彼女の看病するのは彼氏の特権ですから」
「ええっと……うん」
素直に頷いたからだろうか、彼が満足げに微笑む。
「あ、腹へりませんか。おかゆ作ってみたんです」
「え、ほんと、お腹ぺこぺこなの」
「ちょうどできたので」
二人でリビングにいき私が椅子に座ればすぐに野菜と卵の入ったお粥がコトンと置かれる。
(あれ?)
私の視線に気づいたのかすぐに彼が両手を、さっと背中に隠した。